お母様を受け入れるT様ご夫妻から、介護保険対象の工事を含めたリフォーム工事のご相談をいただきました。 当社では、工事部のベテラン山口が介護保険対象工事を担当しており、年間何件もの経験と実績があります。今回も、T様といろいろなお話をする中で、お母さまの生活しやすいようなご提案をいたしました。 構造上洗面室への出入口を引戸にすることができなかったので、トイレ廻りの間取りの変更をご提案し、お母様に安心、T様にも介助しやすい洗面/トイレスペースを確保することができました。また、お母さまのお部屋への出入口をドアから引戸にすることで、お母様がお一人でも容易に出入りできるようにしました。壁に外付けできるアウトセットの商品だと、大がかりな工事も必要なくドアから引戸への交換も可能です。 ちょうど「省エネ住宅ポイント」の対象期間でしたので、賢く利用してリビングやお母様の和室に断熱・防音効果のある内窓を設置して、より快適なお部屋になりました。
お客様のご要望
お母様のためにご用意された6帖和室。出入口はドアでしたが(間取り①)、将来のことを考えて引戸にしました(間取り②)。開閉の際、体をかわす必要がなくスムーズに出入りができ、開口幅も広がり、お母様の動作を軽減することができました。(介護保険対象)
今回、壁を壊さずに取付けできるリフォーム向けのアウトセットの商品を取付けました。
今回は、介護を備えてのリフォームで、T様ご夫妻の優しさがそこかしこに見える工事でした。お母様も、娘さんご夫婦と一緒の安心・安全な生活ができることを心待ちにしておられました。すでに同居生活はスタートしており、お母様は日中、和室~トイレ~キッチンを歩行器で移動されているそうです。奥様は、間取りの変更により、お母様の日常の動線がとてもスムーズに行えていることを実感されていました。「同居前にリフォームをしていて本当に良かった!」とおっしゃっていただけました。